ついに結以（桜田ひより）の出生の秘密が明らかに…戦慄の事実にSNS「衝撃すぎる」「とんでもなく重たくて恐ろしい」の声　『ESCAPE』第8話

11月26日に日本テレビ系水曜ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』の第8話が放送された。本作は、人質の“ハチ”こと八神結以（桜田ひより）と誘拐犯の通称“リンダ”林田大介（佐野勇斗）が奇妙な逃亡劇を繰り広げるノンストップヒューマンサスペンス。
（※以下ネタバレ含みます）

結以と大介の前に、八神家の闇を追い続けてきた週刊誌記者・白木（山口馬木也）が現れた。「握手しませんか」と結以に手を差し出す白木は、「握手をすると分かるんですよね、私のことが。“さとり”ですよね？」と言う。

白木が言うには、“さとり”は八神家の血を引く者だけに遺伝する能力で、結以の祖父・八神恭一（間宮啓行）も同じ力を持っていたという。八神家の養子になった結以の父・慶志（北村一輝）と結以の亡き母は、“さとり”を持ってはいないのに、2人の子であるはずの結以がなぜか“さとり”を持っている―。結以の生物学上の親は、一体誰なのか？白木はこれまで調べてきた情報をもとに、結以の出生の真実を明かす。

4年前、結以が“さとり”の力を持っていると聞いた慶志はDNA鑑定を行った結果、自分と結以が実の親子ではないことが判明してしまった。人工授精で生まれた結以だったが、それは恭一が自分の子孫を残すために仕組まれたものだったのだ。つまり結以の生物学上の父は祖父の恭一で…。

その事実を知ってしまった結以は激しく動揺。「私なんて……生まれてきたのが間違いだったんだよ」と、自暴自棄になり、大介のいないところでガソリンを自分にかけ死のうとする。すると、そこに現れた大介が、自らガソリンをかぶって命がけで結以を止めるのだった。そして、結以の頭を「運命共同体だろ」と言って抱き寄せて―。

そこに結以の叔父・霧生忍（神尾佑）が現れた。大介のことを誘拐犯だと勘違いしている霧生は、大介を殴って気絶させ、2人は叔母・霧生京（富田靖子）の別荘へと連れてこられる。そして「私たち、同じよ」―。自分も“さとり”の力を持っていることを明かす京は、父・恭一との過去について結以に話し始める。

霧生夫婦は八神家を継ぐ子どもは持たないと決めていたため、恭一は八神家の血を残すために慶志たちを利用し、人工授精によって自らの血を残す結以を誕生させたのだった。自分のせいで、八神家の運命を狂わせてしまったことを謝罪する京。すると大介が、京のおかげで結以が生まれて来たのだから謝るのは違うと否定した。

その晩、同じ部屋で寝ることになった結以と大介は、1つしかないベッドを取り合ってジャンケンをするが、決着がつかず…結局同じベッドに横たわる。そこで結以は父・慶志が抱えていただろう苦悩に思いをはせる。慶志がちゃんと自分に説明できなかったのは、自分の子どもじゃないことを話せないから。そして結以が慶志の手に触れた時に見た黒い嫌な色についてつぶやく。「私の誤解だったのかもって…」―。

そんな話をしているうちに大介は寝てしまい、結以はその寝顔を見ながら「なんでそこまでしてくれるの？でも私じゃなくてもきっとするんだよね」とささやくのだった。

一方その頃、大介の母・智子（野波麻帆）は誘拐犯のグループの1人・山口（結木滉星）に拉致されていた。大介と連絡を取るように智子に指示するが、自分も連絡が取れていないと返す智子。「ウソだったらぶっ殺すからな」―。

そんなことを知らない大介は母の電話に電話してしまい、自分の新しい携帯からの着信を残してしまう。さっそくその番号に電話する山口。「お前の母親は預かった。助けて欲しけりゃ八神結以を連れて来い」―。そう脅迫する山口を無視しようとする大介だったが、結以はその異変に気付き…。

大介によると、智子は金をギャンブルに使いこんでしまうのだという。これまで借金を肩代わりし続け、闇バイトにまで手を出した大介。元カノの莉里（影山優佳）と別れたのも、母が彼女に金を借りるようになったから。そのことを聞いた結以は山口のもとへ行く決意をし、大介を説得する。「どんなダメな親でも、子どもは親を捨てられないってリンダが言ったんじゃん」―。そして2人は山口が指定した場所へと向かい…。

ついに結以の出生の秘密が明らかになった8話。SNSでは、「まって、、出生衝撃すぎる」「ハチパパが抱えていた秘密はとんでもなく重たくて恐ろしいものだったぞ……」「出生の秘密が明らかになる瞬間…空気が一変した感じすごかった」などの反応が。

また今回、結以と大介が同じベッドで横たわるシーンに反響があったようで「推しと推しが同じベッドで寝てるのラブすぎる」「もうお互い大好きじゃん！」「同じベッド展開は反則」など盛り上がりを見せていた。

12月3日放送の第9話は…

それぞれの道に歩みだそうとした八神製薬社長令嬢･八神結以と誘拐犯･林田大介だったが、大介の母・智子が誘拐犯グループのメンバー･山口に拉致され脅迫される！大介は自らの宿命である共依存関係の母親と対峙（たいじ）せざるを得なくなる。誘拐事件をきっかけに動き出したそれぞれの物語は、いよいよクライマックスに突入する！