20代後半~30代前半に陥る“クォーター・ライフ・クライシス” 元・乃木坂46 松村沙友理も直面?「入ってみたら才能の塊の子しかいなくて…」
若手社会人が日々感じている不安や葛藤、悩みといった“社会人ブルー”を展示・体験するイベント『#みんなの社会人ブルー展』が11月21日(金)〜24日(月)までの4日間、都内で開催。オープニングイベントにはアンバサダーを務める松村沙友理が登壇。乃木坂46で社会人生活をスタートした当時を振り返ったほか、若手社会人に向けて“アドバイス”をおくる場面も。
『#みんなの社会人ブルー展』は、若手社会人が抱える不安や葛藤、悩みといった“社会人ブルー”に寄り添い、応援するイベント。さまざまな“社会人ブルー”に関する展示を体験・共感しながら進み、終盤では、悩みながらも前を向ける仕掛けも用意された。この企画を通じて、“悩んでいるのは自分だけじゃない !”といった共感や、“人生はきっとブルーのち晴れ”といった前向きなマインドになれることを願って開催された。今回のイベントでは特に、入社後数年を経た若手社会人が直面する”次”の不安や葛藤といった”社会人ブルー”に寄り添うことがテーマに。

イベントの実施背景について、主催元となる日本生命保険相互会社 サステナビリティ経営推進部 部長 宇田優香氏、竹下真裕子氏は次のように明かした。
「20代後半~30代前半は、クォーター・ライフ・クライシスともいわれる、キャリアとプライベートの両立、人間関係の変化など『このままでいいのだろうか』と不安を感じやすい時期とも言われています。リアルな悩みに向き合い、より多くの若手社会人の背中を押したいという想いから、仕事や恋愛、夢といった若手社会人だからこそ感じる不安や葛藤、悩みといった”社会人ブルー”に寄り添い、応援するイベント、『#みんなの社会人ブルー展』を企画いたしました」
◆元乃木坂46・松村が若手社会人に“勇気のアドバイス”
オープニングイベントの冒頭、「“社会人ブルー”という言葉がポップにポジティブになったらいいなと思ってきました」とワクワクした表情で挨拶した登壇した松村は、「私も日々働いている中で“社会人ブルー”を経験しましたが、社会人になり立てが一番悩んでたと思うことが多くて…」と自身の体験を交えコメント。続けて「今、あの時の苦労が糧になっていると感じます。同世代や私よりも若い方で同じような悩みを持っている方に、この“社会人ブルー”がよりポジティブなものに、未来につながっているんだなと思ってもらえるような取り組みができたらいいなと思っております」と、アンバサダー就任の喜びと意気込みを語った。
乃木坂46で社会人生活をスタートした際の“社会人ブルー”については「将来のビジョンが見えなかったり、上京してきて初めての土地での人間関係に悩んだり…”社会人ブルー”を経験しました。(乃木坂46に)入ってみたら才能の塊の子しかいなくて。周りに天才が集まっていたので、『天才集団ブルー』に陥りました」と当時の悩みを吐露。
乃木坂46を卒業してからアパレルブランドのディレクターとして活動の幅を広げている現在については、「アイドルの自分とは違って、ある意味“転職“です。全く違うジャンルに挑戦させてもらったので、最初は未知でした」「今までは乃木坂46の松村沙友理として活動してきて、ファンの方と接する機会が多かったですが、”一人の松村沙友理“として、企業の皆さんと関わったり、ものを作るようになったのは、新しい挑戦だったと思います」と振り返った。

そんな中、イベントにちなんで、若手社会人に向けて“自身が大事にしていること”を聞かれると、自身の経験を交えながら次のようなアドバイスをおくった。
「思いついたことはやってみる! 新社会人の方は『これやったほうがいいかな』って思いながらも勇気が出せないことが多いと思いますが、私は思いついて勇気を振り絞れるタイプで『ここは私お手伝いできるかも!』と思う部分は挑戦するようにしています。それで失敗したとしても、やる気を見せられるので、大事にしているポイントです。勇気をもって一歩踏み出すのを頑張っています」
「(自身も)20代の頃は色々なことに悩んでいました。ただ、悩んでいたことが今に活かされているなと感じています。私は周りの人に相談できなかったタイプなので、私が20代の時も(今回のイベントのような)みんなの悩みを共有できる場所があったらよかったなと思います。大きい悩みは意外と相談できるけど、日々のもやもやは重なってくると相談がしづらいので、こういう場で共感し合えるのは良いなと思います」












