渡辺謙が師匠と仰ぐ大先輩からのメッセージに涙をぬぐう…「心配だった」というハリウッド進出

俳優の渡辺謙（66）が、11月9日放送の『おしゃれクリップ』に出演。自身が師と仰ぐ先輩俳優からの激励メッセージに涙を流した。

渡辺は影響を受けた俳優の1人として、山﨑努の名前を挙げ、「俳優っていうのは、自由になるためにやるんだっていうのを教えてもらったような人」と称した。そして番組では、そんな山﨑から渡辺へ、電話で語られたメッセージを紹介。闘病中の身でありながら、自身のためにコメントを寄せた先輩からのサプライズに、渡辺は驚きの表情を見せた。

今から44年前に出会った渡辺への第一印象を聞かれた山﨑は「とても素直でもうやる満々。何をやっても楽しいみたいなね、すごく愉快な青年でしたよ。すがすがしい感じかな」と発言。以降、公私に渡って長年交流があったそうで、常に失敗を恐れず挑む渡辺の姿勢を高く評価していたという。

一方、実は心配していたこともあったそうで、渡辺がハリウッドに進出した際には「あの時だけは“あ〜どうかな”ってすごく心配だった。“謙やめておけ”と言うわけにもいかないでしょ。だから心配しましたよ」と本人に語ったことのない胸の内を告白した。

そして、さまざまな挑戦を重ねながら、多くのことを考え行動すると渡辺のキャリアを改めて賞賛した山﨑の言葉に、渡辺は感極まった表情で、たまらずあふれてくる涙をぬぐった。