及川光博21年ぶりの連ドラ主演にSNS「いいセリフの数々が心に沁みる」ドラマの中に散りばめられた名ゼリフの数々に注目『ぼくたちん家』第1話

2025.10.14 16:45
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及川光博の写真

10月12日に日本テレビ系日曜ドラマ『ぼくたちん家』第1話が放送された。及川光博が、21年ぶりに連続ドラマの主演を務める本作。現代の様々な偏見の中で生きる“社会の隅っこ”にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。恋も人生も、ままならない。でもそれでも人は、誰かと関わってしまう。社会の隅っこでつながった、3人の生活。笑って、泣いて、笑っちゃう、奇妙なホーム&ラブコメディ。

動物飼育員の波多野玄一(及川光博)、50歳。恋愛対象が男性の、いわゆるゲイのおじさん。ペット禁止のアパートで、老犬2匹、亀1匹と暮らす玄一は、今日も縁側でファミリーサイズのアイスを独り占め。でも年のせいか、3口食べたらもう限界。そろそろ、一緒に食べてくれる恋人がほしい…。そう思い立って『パートナー相談所』に行ってみるものの、空しくなり「大丈夫です。アイス、ひとりでコツコツ食べます」。そう言って、諦めて帰ろうとする玄一に、相談所の百瀬(渋谷凪咲)が「恋と革命です。“人間は、恋と革命のために生まれてきたのだ” 。太宰の言葉です」。と声をかける。その何気ない一言が、玄一の眠っていた情熱を突き動かす。

及川光博らの写真
相談所を訪れる玄一

及川光博の21年ぶりの連ドラ主演にSNSでは「待ってました!」「心優しきゲイ、ミッチーはまり役!」「ピュアで優しい主人公、日曜夜にぴったり!」など、歓喜の声があがっていた。

一方、人生も恋も冷めきったクールなゲイ・作田索(手越祐也)、38歳。中学校教師の索は、受理されるはずもない婚姻届を持っていた。『夫となる人 吉田亮太。夫となる人 作田索』。世の中にあらがいたくて、書いてみたのはいいけれど、「意味ないよね」。誰からも保証も祝福もされない、人生も恋も冷めきった索は、恋人・吉田(井之脇海)と別れ、同棲(どうせい)も解消。帰る場所がなくなって車中泊を続ける中、車を止めている公園で、玄一と出会う。

手越祐也と及川光博
公園で出会う玄一と索

公園のベンチを直そうとしている玄一に、がたつきを抑えるために折りたたんだ紙を渡す索。それを機に会話を交わす2人だが、索は渡した紙を「捨ててください」と行って去っていく。その紙を開いてみると、それは婚姻届けだった…。そんな中、アパートでペットを飼っていたことが原因で強制退去になってしまう玄一。引っ越し先で出会ったのは、中学3年生の楠ほたる(白鳥玉季)。アパートで1人暮らしをしていて、学校にも行かずトーヨコ通いのほたるは、索の務める中学の教え子だった。

手越祐也と白鳥玉季
ほたるから白紙の進路希望用紙をもらう索

再び索と会った玄一は、自分もゲイであることを告げ、先日の婚姻届けについて尋ねる。「結婚なんてできないし、意味ないですよ」と言う索の言葉を聞き、結婚相談所の写真にモザイクがかけられていたことを話し出す。「結局俺たちって、いないことにされて、隠されて。そういう風に生きていくしかないのかなって」と。索は「もうやめましょう、この話。意味ないし」と、冷たく告げて去っていく。

気になった玄一は、索の書いた婚姻届けを索の元カレ・吉田の家のポストに入れるが、その場を吉田に見られてしまい、話をすることに。索を突き放したような吉田の態度に、「俺たちの恋愛に、意味ないとか思いたくないんですよ!」「めちゃくちゃ恋したいんですよ!」とヒートアップ。そんな姿をほたるに目撃されてしまう。

白鳥玉季
訳アリ中学生・ほたる

再び、相談所を訪れる玄一。「気持ちだけじゃ不安な時はどうしたらいいですか?」と百瀬に尋ねる。百瀬は「かすがいって聞いたことありますよね?」「長く続く2人はそれを持っているような気がします。まぁ、好きとか愛だけではなかなか…」。その言葉を聞き、入会せずに帰っていく玄一。

渋谷凪咲の写真
恋のアドバイスをする百瀬

公園で索を待っていた玄一は、唐突に吉田と一緒に家を買うことを勧める。「家を買って“かすがい”にして、俺たちの恋愛にだって意味があるんだってことを証明しましょう!それが俺たちの恋と革命です!」。そう熱く語る玄一に、「シンプルに怖いんで」と、ドン引きする索。

「あ~バカやった~」と自宅に帰って落ち込む玄一。そこへほたるが、突然索を玄一の家に連れて来て「お父さんです!」と紹介。玄一も索も驚きを隠せないが、流れでほたるの父親のフリをしてしまう。ファミリーサイズのアイスを3人で食べ始めると、初恋の男の子の話をし始める玄一。「誰かを好きになるのも付き合ったりするのも、一緒に暮らしたり、一緒にアイス食べたりするのもダメなことで、望んだりもしちゃいけないことだって」「諦めるのに慣れてここまで来たけど、でも今一緒にアイス食べてるし。欲しいものはちゃんと欲しがらないと一生手に入らないから欲しがることにしてみます」と立ち上がる玄一。ほたるは「家が欲しいんですか?」と聞くと「うん、家が欲しい」と、うなずく玄一。

そんな玄一に、ほたるはスーツケースに詰め込まれた3000万円を差し出し「私、あなたを買います!」と宣言するのだった。

「ミッチーのセリフ、すごく泣けた」「自分の気持ちを人に包み隠さず語るって勇気のいることだよな」「いいセリフの数々が心に沁(し)みる」など、ドラマの中に散りばめられた名ゼリフの数々が心に刺さるという声も多く上がった。また、ほたるが3000万円を差し出すというまさかの行動に、「この3000万円なんなの!?」「ほたるちゃん訳アリすぎる」「どうなるのか続きが気になりすぎる」など、驚きと2話への期待の声が上がっていた。

10月19日放送の第2話では、なぜか3000万円という大金を持っていたほたるは「このお金あげるんで。あなたはこれで家を買って、その代わりに私の親のフリしてください」。学校との面倒くさいやりとりがある時だけ、親のフリをしてくれればいいと言うほたる。面食らう玄一が事情を聞いても、ほたるは何も答えてくれず…。

新日曜ドラマ『ぼくたちん家』
10月12日(日)日本テレビ系にて放送開始
毎週日曜よる10時30分~放送

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写真提供:(C)日テレ

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