慶大生がディズニー経営陣を相手に英語でプレゼン!大人顔負けの発表に会場からは感嘆の声も 「ディズニー・イマジネーション・ワークショップ」が開催

ディズニーが、実践型プログラム「ディズニー・イマジネーション・ワークショップ」を開催。参加した慶應義塾大学商学部の学生26名が約1か月にわたって、日本のディズニービジネスに関連する2つのテーマに取り組み、ディズニー社員に向けて英語でのプレゼンテーションを行った。
今回で4回目となったディズニーと慶應義塾大学によるワークショップには、慶應義塾大学商学部 高田英亮研究会に所属する3年生10名と4年生16名、計26名が参加3年生は2チームに分かれ、「ディズニープラスのマーケティング戦略の構築」と「ディズニーのファンベース拡大」という2つのテーマに挑戦した。

♦教室を飛び出し、世界へ
慶應義塾大学商学部・高田英亮教授は「普段、学生たちは教室の中で企業のビジネスについて学ぶことが中心ですが、今回のワークショップは、実際にディズニーが取り組むビジネスに対して、現役社員の方々から直接アドバイスをいただきながらアイディアを考え、ディズニーのマネジメントのみなさまの前で発表するという実践的で緊張感あふれるものです。この経験は学生にとって非常に貴重であり、大きな自信につながると思います。
また、英語でのプレゼンテーションに挑戦することは、学生たちが英語力や海外に目を向ける良いきっかけになると考えています。」と、今回のワークショップについて語っている。
各チームには、それぞれディズニー社員2名がメンターとして伴走。学生たちは、メンターからのフィードバックを受けながら、アイディアの精度を高め、プレゼンテーションの構成や伝え方を磨いた。時にはメンターの助言をもとに方向性を見直し、時には自分たちのアイディアを積極的に主張しながら、議論と分析を重ねる姿も。
♦プレゼン本番!学生の提案に会場も大盛り上がり
東京・虎ノ門のディズニーオフィスにて開催された最終発表会。ウォルト・ディズニー・ジャパンの日色保代表取締役社長をはじめ、ゼネラルマネージャー、ダイレクト・トゥー・コンシューマ、バイスプレジデントをはじめ、ディズニー・ジャパンを率いるリーダーが参加する中、各チームのプレゼンテーションと質疑応答が全編英語で行われた。
学生たちは、ディズニーの世界観を楽しめる音楽フェスの開催や、MBTI診断を活用したディズニー作品のおすすめ診断機能の提案など、学生たちの独自のリサーチデータを基に導き出した、フレッシュかつ具体的な提案を披露。

ディズニーの国内でのビジネスの全体像を的確にとらえた2グループのプレゼンテーションに、会場からは大きな拍手が送られた。
発表直前までメンターと共に内容のブラッシュアップを重ねていた学生たちは、「KPIの設定はどのように行ったのか?」というマネジメントからの質問に対し、準備していた試算表を提示しながら丁寧に説明。会場からは感嘆の声が上がるなど、大きな盛り上がりを見せた。

また、最後のQAセッションでは、マネジメントチームが自身のキャリアや、エンターテイメント業界の未来について学生たちに語りかける場面もあり、学びと刺激に満ちたプレゼンテーションとなった。
