10月期新日曜ドラマ『ぼくたちん家』及川光博が21年ぶり連続ドラマ主演!心優しきゲイと中学生の奇妙な共同生活

日本テレビ系で2025年10月スタートの新日曜ドラマ『ぼくたちん家』の放送が決定。及川光博が21年ぶりの連続ドラマ主演にして初のゴールデン・プライム帯主演を飾る。
本作は「恋も家族も人生も、めんどくさいし、ややこしい。それでもなぜか、ここにいる」というコンセプトのもと、現代社会の様々な偏見の中で生きる「社会のすみっこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。
及川が演じるのは、恋のために家を買おうとする50歳の心優しきゲイ・波多野玄一。不器用で情に厚い玄一は、人生も恋も冷めきったクールなゲイの青年・作田索(38歳)に恋をする。これをきっかけに、⽞⼀の人生が動き出していく。
〈主演・及川光博コメント〉
この度は大変ありがたいお話をいただき、大変驚き大変悩みましたが、「こんなチャンスは最後かもしれない」、「人生今が一番若い!」という思いに至り、ドラマ「ぼくたちん家」の主演を務めさせていただく運びとなりました。
私が演じます波多野玄一は、幸せな未来をあきらめかけている中年のゲイ(50)です。仕事は主に動物の飼育です。
難役ですが、私の想像力と経験値をフル活用して、不器用な大人の(もちろん男性との)恋を、そして奇妙でビミョーな人間模様を描いてまいります。日曜の夜、クスクス笑ってじわじわ泣けるホーム&ラブコメディをぜひお楽しみください!
ちゃお⭐️
本作のプロデュースを務めるのは『すいか』『野ブタ。をプロデュース』『泣くな、はらちゃん』『だが、情熱はある』など多数のヒット作を世に送り出してきた河野英裕。脚本は日テレシナリオライターコンテストで2023年度審査員特別賞を受賞した期待の新星・松本優紀が担当。ベテランプロデューサーと新人脚本家がタッグを組み、全く新しいタイプのホーム&ラブコメディを届ける。
〈プロデューサー・河野英裕コメント〉
最初はA4用紙たった1枚の企画書でした。
「こんなの無理だな」と思いながら会社の企画募集に出したものが、いろんな人の思いや力を受けて、想像をはるかに超える形になりました。
主演・及川光博さんとの出会いも、その過程で訪れた最高の幸運です。
お茶目で、カッコよくて、面白くて、優しくて。そんなミッチーさんが、心優しきゲイを演じ、恋に振り回され、人生に翻弄され、訳アリ中学生にかき回される。
面白そうじゃないですか?きっと面白くなるはずです。
このドラマが描くのは、“どこか居心地の悪い社会”の中で生きる人たちです。
ゲイであったり、学校や会社や家族になじめない人、理不尽な差別に困惑する人…
そんな者たちのささやかな抵抗を描く、奇妙なホーム&ラブコメディです。
気楽に、時間潰しに、クスッと笑いに、「ぼくたちん家」に来てくれたらとてもうれしいです。
〈脚本・松本優紀コメント〉
昨年、日テレシナリオライターコンテストで審査員特別賞をいただきました。その際、河野プロデューサーから頂戴した「ドラマの脚本はがんばって生きる人のために書かれるべきものだと思っている」という言葉を胸に、今回「ぼくたちん家」の脚本を担当しています。
この作品は、東京の町でひっそりと繋がっている3人と、それを取り巻く人々の日常の物語です。それぞれが社会の中で、偏見や困難と向き合いながらも、がんばって楽しく生きている様子を描いています。この物語はフィクションですが、同性愛者も孤独を抱える子どもも、私の隣にいるんだ、という事を意識して取り組みました。見てくださる方々が自分の隣の人、また、自分自身にも優しくしたくなるような、そんな時間を届けられると嬉しいです。ぜひご覧ください!
〈インクルーシブプロデューサー・白川大介(日本テレビ報道局ジェンダー班)コメント〉
私は7年前にゲイであることをカミングアウトし、報道の分野で性的マイノリティーに関する取材や情報発信をしています。約1年前に河野さんからこのドラマの構想について相談され、これまでにないドラマになるとワクワクしていましたので、今回「インクルーシブプロデューサー」として、当事者と取材者、両方の経験を生かして作品づくりに関わることができてうれしく思います。
社会の中でマイノリティーが直面するリアルな困難を、主人公たちが寄り添ってポジティブに乗りこえていく姿を、多くの方に楽しみ、応援していただけることを願っています。
2025年10月期日曜ドラマ『ぼくたちん家』
毎週日曜よる10時30分から放送
【イントロダクション】
心優しき一人のゲイが、恋をした。
ちょっと不器用で、やたら情に厚い男・波多野玄一。50歳。
「人間は恋と革命のために生まれてきたんです!」
その胸をふるわせたのは、中学教師の作田索。38歳。
だけど彼は、人生も恋も冷めきったようなクールなゲイ。
「恋なんていらない。革命はずっと“不革命”。僕の人生は、まだズッポリ模索中ですから」
それでも玄一は、あきらめない。
「だったら…“家”、買いませんか?2人の名義で。別れるのが死ぬほど面倒になるように。“家”を、僕たちの“かすがい”にするんです!」
恋の告白なのに、なぜか物件購入の打診——
真剣すぎて、どこかバカ。だけど本気。
そんな2人の前に現れたのは、15歳の少女・楠ほたる。
トーヨコに入り浸る訳アリ少女が、大金を手に言い放つ。
「私、あなたを買います。3000万円で。中学卒業までの半年間、親のフリしてください」
恋も人生も、ままならない。
でもそれでも人は、誰かと関わってしまう。
社会のすみっこで繋がった、3人の奇妙な生活。
笑って、泣いて、笑っちゃう、奇妙なホーム&ラブコメディ!