FRUITS ZIPPER キャパ150人会場でのデビューからSSA5万人動員!2026年2月には東京ドーム公演決定「東京ドームついてきてくれますかー!」

2025.8.5 18:20
FRUITS ZIPPERの写真

FRUITS ZIPPERがデビュー3周年を記念したライブ『さいたまスーパーアリーナ25周年 FRUITS ZIPPER 3rd ANNIVERSARY 超超超めでたいライブ -さん-』を8月2日(土)、3日(日)の2日間にわたり埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催した。

アソビシステムによる日本のアイドル文化を世界へ発信するプロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生したアイドルグループ FRUITS ZIPPER。今回のライブは5月から行われた神戸ワールド記念ホールとさいたまスーパーアリーナでの3周年ライブの追加公演で、前回のさいたまスーパーアリーナ公演からさらに規模を拡大したスタジアムモードで開催。チケットは両日完売し、2日間で述べ5万人のふるっぱー(FRUITS ZIPPERファン)が会場に集まった。

FRUITS ZIPPERの写真

満員のさいたまスーパーアリーナはライブ開始前から熱気にあふれており、FRUITS ZIPPERの3周年をお祝いしようとメンバーの登場をまだかまだかとファンたちが待っていた。なお、今回のライブは、メンバーの月足天音が一定期間休養の為、出演見送りを事前に発表。しかしながら、会場には月足のメンバーカラーである赤のグッズを身につけたファンが数多く駆けつけていた。

BGMが会場に鳴り響き、無数のペンライトが白く輝くと、客席からは歓声が響き渡る。オープニング映像では荒廃した世界が映し出され、この世界を救う運命の戦士たちを探す猫“じっぺぇ”が登場。KAWAII戦士たちを呼び起こすための呪文「ますかるのゆあ ふるふるる」をファンたちと一緒に叫ぶ。その声に呼応するようにメンバーたちが巨大な魔法のコンパクトミラーから次々と現れる。6人のメンバーたちがステージに上がると、最後には月足天音の名前も呼ばれる。メンバーたちを支えるエンジンとして彼女の存在は欠かせない。ステージ上に姿は見えなくても、そこには“7人”のFRUITS ZIPPERが確かにいた。

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ライブは人気曲『かがみ』からスタート。キラキラのマントを纏った衣装で登場したメンバーたちだが「ますかるのゆあ ふるふるる」という魔法のフレーズをパフォーマンス中に歌うと、新衣装へと変身する。アニメのような驚きの演出で、いきなりステージの盛り上がりは最高潮に。「さいたまスーパーアリーナ、盛り上がっていきましょう!」という仲川瑠夏の合図とともに、『NEW KAWAII』『うぇるかむとぅ~ざ♡ふるっぱー!』と畳み掛けた。

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最初のMCでは真中まなが「ここにいるふるっぱーさん全員と今までで一番盛り上がれるよう頑張ります!」と宣言。また、最年少メンバーの早瀬ノエルが「昨日の盛り上がりを超えられますか~?」とファンへ質問すると、客席から大きな声で返事が届く。その声の通り、続く『ふれふるサマー!』『ぴゅあいんざーるど』『RADIO GALAXY』では早くもクライマックスのような盛り上がりを見せる。ムービングステージで会場中央へと移動すると、3周年を記念して制作された楽曲『さん』をファンと一緒に踊り、周年を盛大にお祝いした。

映像に切り替わり、猫の“じっぺぇ”が再登場。寝ているFRUITS ZIPPERメンバーを起こす、ファンにはたまらない映像が流れる。ほのぼのなメンバーの姿に癒されると、新衣装に着替えたメンバーたちがステージに上がり、8月2日(土)に配信されたばかりの新曲『ふるっぱーりー!』を披露。楽曲タイトルの通り、一度聴けば自然と体が動いてしまうパーティーチューンとなっており、さいたまスーパーアリーナが巨大なダンスホールへと変わったかのような盛り上がりを見せた。

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その勢いのまま、櫻井優衣が1人で現れ、「さいたまスーパーアリーナ、盛り上がっていくぞ!」とソロ楽曲『Spotlight』をパフォーマンス。続けて鎮西寿々歌『ぱーすとめいみー』、早瀬ノエル『末っ子パラドックス』、仲川瑠夏『Chill Out』、松本かれん『すーぱーかれんたいむ』、真中まな『マナカマナカマナ』と各メンバーが自身のソロ曲を披露する。メロウなメロディや、王道アイドルソング、ラップなどそれぞれの個性が光るステージで会場に集まったファンを魅了した。最後にはメンバーたちがステージに再集結すると『CO-個性』を歌い上げる。強い個性たちが惹かれあい、化学反応を起こし、NEW KAWAIIを生み出し続けるFRUITS ZIPPERの真髄とも言える、変幻自在のソロメドレーパートとなった。

櫻井優衣の写真
櫻井優衣
鎮西寿々歌の写真
鎮西寿々歌
早瀬ノエルの写真
早瀬ノエル
仲川瑠夏の写真
仲川瑠夏
松本かれんの写真
松本かれん
真中まなの写真
真中まな


続くMCでは初めてのパンツスタイルとなるクールな新衣装を紹介。櫻井は「キラキラとしたビーズが付いていて、形は一緒だけど付け方がみんな違って個性が出ているんだよね」とお気に入りポイントを笑顔でファンに伝える。また、新曲『ふるっぱーりー!』について仲川は「この曲はめちゃくちゃ盛り上がるし、この夏はフェスとかでみんなに見せる機会がいっぱいあると思いますので、一緒に楽しんでいけたらなと思います!」と呼びかけた。

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ライブ後半戦、「さいたまスーパーアリーナの本気を、スタジアムモードの本気を私たちに見せてください!」と早瀬が叫び、会場全体のギアを上げる。『Going!』『Re→TRY & FLY』『We are Frontier』『スターライト・ヴァルキリー』と、FRUITS ZIPPERの中でもカッコよさが際立つ楽曲たちをパワフルかつエネルギッシュにパフォーマンスし、フロアのボルテージが急上昇していく。可愛いだけでは収まりきらないFRUITS ZIPPERの魅力に会場に集まったファンたちは圧倒され、ステージから目が離せない様子だった。

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再度、猫の“じっぺぇ”が登場。メンバーのオフショットムービー、幼少期の写真などを披露し、会場からは笑い声が上がる。多幸感あふれる中、またまた客席からメンバーを呼び出す魔法の呪文が響き渡ると、胸元のハートデザインがキュートな新衣装に着替えたメンバーたちが登場。歓声が上がるなか、配信されたばかりの新曲『ピポパポ』を初披露する。コミカルに変化していく曲調や、ファンと一緒にコールレスポンスする場面など多彩に組み込まれており、これまでとはまた違う“NEW KAWAII”楽曲となっている。

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カッコいいFRUITS ZIPPERを見せたあとは、もちろん“可愛い”FRUITS ZIPPERが待っている。『好き、お願い』から始まると、『ハピチョコ』『わたしの一番かわいいところ』とメドレーで披露し、さらにヒット曲『フルーツバスケット』をパフォーマンス。シャボン玉やファンの持つペンライトの光で会場中がキラキラとしてKAWAII世界が広がる。その後のMCでは、このメドレーについて真中がどうしてもライブでやりたいとスタッフにお願いしたというエピソードを披露。真中の「私たち可愛いですか?」の問いかけに、会場に集結したファンたちが大きな歓声でメンバーたちに答えた。


いよいよライブはラストスパートに。仲川の「これからもずっとずっとずっと応援してください」という合図とともに、「ずっと、ずっと、ずっと!」が流れる。ファンに対する愛情を会場中に届けると、ふるっぱーたちの盛り上がりは最高潮に到達。続けて、櫻井が「私たちのデビュー曲です。心を込めて歌います」とFRUITS ZIPPERにとって始まりの曲となる『君の明るい未来を追いかけて』を歌い上げる。本編最後は、「ここにいるみんなで3周年をお祝いしましょう!」という鎮西の掛け声とともに、『超めでたいソング~こんなに幸せでいいのかな?~』をさいたまスーパーアリーナに集まった全員で歌い、FRUITS ZIPPERの3周年を祝福した。

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アンコールでは新曲『ピポパポ』を再びパフォーマンス。一度目の披露よりもさらに盛り上がりを見せ、会場の熱気は急上昇する。MCでは、映像に登場していた猫の“じっぺぇ”の声優を事務所の先輩であるきゃりーぱみゅぱみゅが務めたことを発表。真中は「大好きでとっても優しい大先輩にこういったかたちでライブでサポートしていただけて、とっても幸せな気持ちでステージに立てました」と感謝を伝えた。鎮西は「日本武道館での2周年ライブを超えたいなと思った」と、今回のライブに対する熱い気持ちを伝え、その上で「今度は7人でこのステージに立ちたいと思っています!」と、月足天音と一緒に再びこの地に立つことをファンへ宣言した。

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『BABY I LOVED』『虹』を立て続けに披露し、ラストナンバー『完璧主義で☆』をパフォーマンスしようとメンバーたちがタイトルコールをすると、曲ではなく突如ステージ上に映像が流れる。メンバーたちが困惑するなか、映像でFRUITS ZIPPERのこれまでの歴史が振り返られる。デビュー直後、破竹の勢いでブレイクし、年々大きなステージへと駆け上がってきた彼女たちだが、今日まで沢山の壁が立ちはだかっていた。それでも、沢山のファンに支えられ、メンバーたちと手を取り合って乗り越えてきた。そんな彼女たちを祝福するかのように、映像に浮かび上がったのは「東京ドーム」という日本中の誰もが知っている会場の名前。2026年2月1日(日)に『FRUITS ZIPPER SPECIAL LIVE 2026』が、グループ最大規模となる東京ドームで開催されることが発表された。

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このサプライズに喜びで泣き崩れるメンバーたちと、その姿を見てもらい泣きする客席にいるふるっぱーたち。この夢はここまで応援してくれたふるっぱーたちがいたからこそかなえられたもの。FRUITS ZIPPERとふるっぱーとの絆があったからこそ実現したステージだ。「半年後、東京ドームついてきてくれますかー!」と真中が会場に呼びかけると、ふるっぱーたちも大きな声援で応える。鎮西は涙を流しながら「いつも応援してくれるファンのみんなに良い景色を見せたいと思っていたし、東京ドームに立ちたいと言った夢を絶対にかなえたいと思ったから、こうしてみんながいるところで大きなお知らせができて、本当にうれしいです!」と今の気持ちを吐露。真中も「前回のさいたまスーパーアリーナ公演からどう成長した姿を見せられるかとか、7人というピースが揃っていない状態でどれだけみんなを満足させられるか、すっごく不安だったんです」と正直な気持ちをファンに伝えた上で、「私たちはみなさんのおかげで生きられるなと心から思いました。これからもFRUITS ZIPPERはいろんなことがあるかもしれませんが、まず2026年2月1日の東京ドームを絶対に成功させたいので、みなさん絶対についてきてください!」と、全方向にいるファンに深々と感謝のお辞儀をした。

FRUITS ZIPPERの写真


そして、いよいよラストナンバーである『完璧主義で☆』がスタート。「みんな東京ドーム決まったぞー!楽しみにしててね!」という仲川の気合いのこもった掛け声に呼応するように、FRUITS ZIPPERとファンの間で今日一番の一体感が生まれた。パフォーマンス後、仲川は「絶対に今年は私たちが紅白歌合戦に出る姿をみんなに見せたいですし、そしていつか日本レコード大賞の最優秀作品賞にも選ばれたい」と新たな目標を掲げる。さらに「いつかみんなをドームツアーに連れていって、沢山のふるっぱーさんにこれからも出会って、みんなのことを幸せにしたい!」「世界中のみんなにFRUITS ZIPPERを知ってもらいたいし、地球丸ごとふるっぱーにできるようにこれから頑張っていきます!」と宣言した。

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なお、FRUITS ZIPPERは10月に4thシングルCDの発売が決定。東京ドームで開催される『FRUITS ZIPPER SPECIAL LIVE 2026』は、8月3日よりオフィシャルファンクラブ最速先行受付がスタートした。

PHOTO:ヨシモリユウナ、高田梓、ハタサトシ

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