山田裕貴　沖縄を訪問し、夢破れた苦い過去と、新たな目標へ走り続ける今を語る

7月5日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY（アナザースカイ）』には、俳優の山田裕貴が登場。今回は沖縄へ旅に出る。

子どものころから沖縄は憧れの場所だったという山田。3年前、沖縄が舞台の連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演した際には、「運が良ければ撮影で行ける」と思っていたものの、結局行けずじまい。我慢できず、仕事と仕事の合間をぬって訪れたという。誰かを演じる俳優ではなく、まっさらな山田裕貴に戻れた大切な時間を振り返る。

旅のなかで足を運んだのは、Agre (アグレ)スタジアム北谷 (北谷公園野球場)。中日ドラゴンズでプロ野球選手として活躍していた父が、キャンプのたびに訪れていた。観客席からグラウンドを眺め、父の背中に憧れ自身も白球を追った日々を思い出す。「あいつの父親プロ野球選手なのに」。思うように結果が出ない中、父の背中はどんどん遠くなっていった苦い記憶。その際に父、山田和利からかけられた言葉が、俳優として活躍する今につながるという。

さらに今回の旅では、友人が沖縄の豊かな自然を案内してくれた。多くの命を育む海や、古くから精霊が宿るとされるガジュマルの木。穏やかに、だが力強くそこにあり続ける美しい景色の裏には、辛い戦争の記憶も宿っていた。山田はつい先日クランクアップした、沖縄戦を舞台にした映画を思い出し、役にかけた思いを語り始める。

『アナザースカイ』 は日本テレビ系にて今夜11時から放送。

写真提供：（C）日テレ