暑い街・熊谷市と花王バブがタッグ!市内温浴施設での“ぬるめ炭酸浴”体験イベントやうちわ祭“限定配布”も【浸かる夏バテ感対策プロジェクト】
2025.6.27 12:45
猛暑が社会問題化する中、花王の『バブ』と暑い街として知られる埼玉県熊谷市が手を組み、「浸かる夏バテ感対策プロジェクト」を始動させることが発表された。6月11日(水)に開催されたイベントでは、タレントのやす子や熊谷市小林哲也市長、“お風呂の専門家”である東京都市大学の早坂信哉教授が登壇。『バブ クール』の提供や温浴施設とのコラボを発表。夏バテ感対策に適した入浴法などについて解説がされた。
近年、全国的に「猛暑」が社会問題化し、昨年度は熱中症での救急搬送者数が全国で約9万8,000人にのぼった。気象庁によれば、今年も6月から8月の気温が高くなる見込みで、早い段階からの暑さ対策が求められている。こうした状況を受け、花王バブでは「暑い夏こそ逆にフロ」をキャッチコピーに、暑さが本格化する前から毎日のお風呂で約38℃のぬるめ炭酸浴を行う「浸かる夏バテ感対策」を提案。その一環として、2018年に国内最高気温41.1度を記録した埼玉県熊谷市とプロジェクトを立ち上げた。

イベントに登壇した小林市長は「お風呂に浸かるだけで夏バテ感対策ができるってかなりお手軽ですよね。このお話をいただいた時、全国どこよりも暑さ対策をやってきた熊谷市だからこそ、何か一緒にできることがあるのではないかと即OKを出しました」と語り、熊谷市と花王バブの強力タッグが実現した経緯を説明。
プロジェクトでは、暑い街である熊谷市で頑張る消防施設・建設現場で働く人々、学生、スポーツチームなどに『バブ クール』のサンプリングを実施するほか、市内の温浴施設でコラボレーションを実施。『おふろcafé ハレニワの湯』などでは6月2日(月)〜7月21日(月・祝)まで「バブ クールの湯」が楽しめるイベントを開催。また、7月20日(日)〜22日(火)まで行われる“関東一の祇園”『熊谷うちわ祭』では、熊谷駅のコミュニティビジョンにバブとやす子が登場し、オリジナルうちわと『バブ クール』を限定1,500個配布する予定だ。

「夏バテ感対策に適した入浴法は、38℃のぬるめ炭酸浴」と語るのは、東京都市大学の早坂教授。「炭酸は皮膚から吸収されて血管を拡張させてくれるので、血流をアップさせてくれます。血液が全身に流れ、体の中心部分の温度、心部体温が上がり、これが疲労回復につながっていく」と続け、ぬるめ炭酸浴の効果を科学的に解説した。また、開始時期についても「本格的に熱くなる前から」が重要だと強調。「体が暑さに慣れる『暑熱順化(しょねつじゅんか)』には約2週間かかるため、早めに、できれば今晩から始めることが大切です」と注意を呼びかけた。

夏に湯船に浸かることを敬遠しがちな人も多いが、「バブ クール」は清涼成分のメントールを配合しており、入浴中も湯上がりもさっぱりとした爽快感を楽しめる。ぬるめのお湯でも炭酸の力で入浴効果を高め、血行を促進し夏の疲労感を和らげるという。小林市長は「暑さ対策日本一の熊谷市から日本全国に、浸かる夏バテ感対策が広がっていくよう」と期待を寄せた。
