【NHK夜ドラ】木竜麻生×森田望智×片山友希×伊藤万理華 4人の30代女性が宇宙を目指す『いつか、無重力の宙(そら)で』
2025.6.19 17:20
2025年9月から放送予定のNHK夜ドラマ『いつか、無重力の宙(そら)で』の新たな出演者として、天文部の仲間・水原周役に片山友希、木内晴子役に伊藤万理華、そして天の声(語り)に柄本佑の起用が発表された。
すでに発表されていた主演の木竜麻生演じる望月飛鳥と森田望智演じる日比野ひかりと共に宇宙を目指す天文部の4人組が完成。片山友希と伊藤万理華は連続テレビ小説『ブギウギ』、土曜ドラマ『パーセント』以来のNHK大阪局出演となる。
本作は「4人でいれば、そこはいつでも宇宙になった」をテーマに、高校時代に「一緒に宇宙に行こう」と夢を語り合った天文部の女子4人組が大人になり、それぞれの道を歩む中で忘れていた「宇宙」への夢と再会するストーリー。超小型人工衛星を通じて宇宙を目指す、30代女性たちの第二の青春を描く物語。
片山友希演じる水原周は、食品メーカーの営業職。自由奔放で愛嬌があり、甘え上手な一面と、実は繊細で傷つきやすい一面を持つキャラクター。
〈片山友希コメント〉
『ブギウギ』以来、NHK大阪でまたお芝居ができるのがとってもうれしいです。台本を読んで私が演じる周は喜怒哀楽を素直に人に伝えられる人だと感じました。楽しかったら楽しいし、悲しかったら悲しいし、ムカついたら怒る。表情豊かにお芝居をしたいと思いました。学校を卒業するとそれまで入っていた「枠」がなくなり、それぞれの人生を歩 んでいくんだと私自身も実感しています。だけど社会人になってもママになってもあの頃のみんなに会えば戻るよな、そうそう、女の子ってずーっとしゃべってるよな、なんてドラマを見ながら思い出して一緒に楽しんでいただければうれしいです。

伊藤万理華演じる木内晴子は、地元の市役所に勤める真面目で堅実な合理主義者。学生時代は宇宙建築に興味を持っていたが、大学生の時に妊娠し、現在は小学生の息子を持つシングルマザー。
〈伊藤万理華コメント〉
最近、学生時代に仲良くしていた友人と十何年ぶりに再会することがありました。会えなかった時間でのそれぞれの環境の変化を話しながらも、変わらないねっと言い合って、なぜか安心したので す。そんな瞬間がこの天文部4人と重なって、すごく緊張するのに、会いたくてたまりません。 晴子は宇宙が好きすぎる実直で堅物なキャラクターです。そんな学生時代を経てシングルマザーとして生きる晴子を演じます。多少の諦めも大人になることのひとつだ。でもどこかでそれを言い訳にしていたのかもしれないな、と脚本を読んでいて自分のことを振り返りました。変わらないことも変わったことも受け入れて、今を精いっぱい生きる人たちの毎夜の少しの楽しみになりますように。

また、柄本佑が4人を見守る語り手(天の声)を担当。
〈柄本佑コメント〉
先日1回目の声録りがありました。いやぁとっても面白い!ドラマ内においてナレーションのみでの参加は初めてですが、飛鳥たちを見守りながら、でも決して 近づき過ぎることなく、常に良い距離感を、、、などなどたくさん考えることがあり新鮮な難しさと楽しさを感じています。天の声で彼女らをよりすてきに彩れるよう頑張ります。

プロデューサーの南野彩子は「片山さんは本当に魅力的な表情をされる方で、“この4人で一緒にいる時間が大好きなんだなぁ”と、今この瞬間に対する愛おしさがにじみ出ているように感じます」「伊藤さんの、好きなものに対して120%の愛情を注ぐお芝居が大好きです」と新キャストへの期待を寄せた。
NHK夜ドラ『いつか、無重力の宙(そら)で』2025年9月8日開始予定
毎週月〜木(総合)よる10時45分 各話15分 <全32回(8週)>