Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔＆横尾渉 “わたたい”コンビインタビュー「夢のような番組」Huluオリジナル「Kis-My-Ft2 藤ヶ谷太輔＆横尾渉　NAKED～素のまま沖縄2人旅～」の裏側

2025.6.20 11:30

ファンから「わたたい」コンビと呼ばれ、公私共に仲良しなことで有名なKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と横尾渉。2人が石垣島＆西表島でのんびりまったり水入らずの旅を展開する、Huluオリジナル「Kis-My-Ft2 藤ヶ谷太輔＆横尾渉　NAKED～素のまま沖縄2人旅～」がHuluにて独占配信中。旅の場所を石垣島＆西表島にした理由から、番組内で素の自分たちをさらけ出せたという話までを詳しくインタビュー。

――石垣島と西表島に行きたかった理由を教えてください。

藤ヶ谷：わた（横尾）とだったら行きたい所がいっぱいあるから、場所はどこでも良かったというのが正直なところです。沖縄も行きたいし、オーストラリアとか海外も行きたいしって。そしたらロケ日数が決まって「じゃあ沖縄に行こう」となりました。本島には旅行で行ったことあるけど、島の方に行ったことがなくて、自然も好きだし、お互いにやりたいこと見たいものを言ってたら、じゃあ石垣島と西表島がいいんじゃないかとなりました。

横尾：「世界自然遺産だし、イリオモテヤマネコとかウミガメ見たいね」とかそんな提案をして決まっていきました。2人のなかでの1つのテーマが『大人の社会化見学』で、子どものときは興味なかったものが、大人になってから興味出たりするじゃないですか？「そういうのを増やしていきたいね」っていう思いがありました。例えば、工場見学に行っても理解できなかったものが、大人になったら理解できて勉強できる、だからこそそういう所に行きたいよねっていう所からの発信でもあったので。

――旅を通して良い時間だったと感じたことはありますか？

藤ヶ谷：夕日が沈む瞬間を一緒に待ってくれるチームってなかなかないじゃないですか？普通だったら写真とか撮って、次移動しないとっていうカツカツのスケジュールだけど、今回はみんなで夕日が沈むのを見られました！

2人：（スタッフさんが）待ってるっていうか…俺らが待ってた（笑）

藤ヶ谷：スタッフさんたちも夕日を撮影してるから、俺らのこと誰も見てないの（笑）引きのカメラにマネージャーさんが入ってきちゃったりして（笑）「あ、映りこんでます…！」とか言ってました。でも、スタッフさんが本気で楽しんでるとか、そういう感じもなんか好きなのよ。

横尾：チーム全体が本当に仕事じゃない感じでした。俺らが見えてるところでは同じように旅を楽しんでくれて、でも見えないところではちゃんと仕事をしてくれてたから、それが素敵だったな。

――3泊4日のスケジュールはギュっと詰まってた印象ですか？

藤ヶ谷：そんなことないですよ。「休憩したいな」って言って休憩したりしてました。ご飯食べて眠かったから「ちょっと昼寝したいです」って言って、スタッフさんがご飯食べてる時間に先に車に乗って仮眠してました。仕事中に昼寝したの初めてかもしれない（笑）気持ちよかった～～（笑）

――配信が始まって、今改めて思うところはありますか？

藤ヶ谷：今まで頑張って色んなことを経験してきて良かったなって、旅をしてる途中から感じてました。無駄なことはなかったのかなと思います。誰かが見ててくれたからこそ、この旅につながって、「好きなことどうぞ」っていう夢のような番組にたどり着けたのかなと思います。あとは、素敵なチーム（スタッフ）に出会えたのが一番大きいかなと思います。

――「途中から感じていた」というのは、旅のどのぐらいから感じ始めましたか？

藤ヶ谷：途中というか…正直、沖縄に着いてすぐっていうのはあるかも（笑）チームがそう感じさせたというか。沖縄に着いたら雨が降ってたんです。「（2人のうち）どっちかがもってないんじゃないですか？」とかの笑いにも一切ならなかったし（笑）そのおかげで、空港出た時の第一声「うわ、寒っ！」だったからね。リアルな旅行だったら「雨最悪だわ…寒っ」みたいな感じだと思うので、そのままのトーンでスタートした感じでした。ありそうでなかった、夢の集大成みたいな感じです！

横尾：一番は良いスタッフさん達に巡り合えたことです。『ぶらり途中下車の旅』のスタッフさんが「また他の形で旅できたらいいですね」っていう話から始まって、「ぶらりでは横尾さん１人なので、仲良い藤ヶ谷さんと撮れたらおもしろいですよね」みたいな話をしていたのが始まりです。コロナで旅がしづらかったりして、お話が一回飛んでしまったんですけど、スタッフさんが諦めずに企画書を何回も書き直してくれて、3年経ってできたのはスタッフさんの努力がなければなかったと思います。口約束の夢を形にして、自由にやらせてもらえたのは、このチームじゃなきゃできなかったことだと思うので、それが一番の思い入れです。ぶらりチームだから、太輔を交ぜられて、「俺はこんな素晴らしいスタッフさんと仕事してるんだぞ！」っていう紹介もできたっていうのが嬉しかったです。

藤ヶ谷：ドヤ顔してたよ（笑）でも、メンバーに紹介したい、会わせたいっていうのはすごく素敵なことじゃないですか！わた（横尾）はキスマイメンバーの中だと長男だけど、実際は三男坊だから、キスマイだと見せない、「スタッフさんにこんな甘えてんだ」みたいなのは可愛いなと思った（笑）「あそこ行きましょうよ！」とか言ったりして（笑）

――自分たちが“自然体”な様子の旅を、ファンの方に見られるのはどういうお気持ちですか？

藤ヶ谷：最初はもちろん嬉しかったんですけど、1話を見て恥ずかしいと思いました。

横尾：一緒です。ほぼ普段の自分なので…。

藤ヶ谷：（いつもが）作ってるわけじゃなくて、出す場所がなかったんですよね。普段の楽屋での会話はメイキングにも入らないし、カメラで撮られちゃうと会話する内容って限られてしまうんですけど、このチームがうまいのよ！ほぼ盗撮・盗聴みたいな（笑）

横尾：（撮られてるときも）本当に声を張ってなくて、ここ2人でのしゃべりだから正直何言ってるかわからない（笑）

藤ヶ谷：車内の会話、全然聞き取れない。あれひどいね（笑）

横尾：しかも滑舌がいつも以上に悪くなってるから、何しゃべってるか自分でもたまにわからない時があった。

藤ヶ谷：滑舌悪い人が助手席にいて、声のトーン低い人が運転してるから全然聞こえないよね。本当の楽屋の感じです。

――1話を見て「こんなところも撮られてたの？」と感じたカットもありましたか？

藤ヶ谷：そういうのはなかったなぁ。でも、撮られてる意識は全然ない。なんとなくここは使わないだろうなっていう時に、移動してるしせっかくわた（横尾）との時間だから、「最近どうなの？」「（トイレに）ウォシュレットないから海外行かない」とか普段しているような話がメインで使われてる。1話何にも起きないんだよ…（笑）

横尾：心配なのが、1話見て続き見てくれるのかなっていう不安がある。

藤ヶ谷：絶対見ると思う。不思議と「次、どんなのか見てやろうかな」みたいな（笑）だんだん人との出会いとか、色んなもので魅了されていくと思う。見てくださる方も肩肘張らず、見てほしいです。

横尾：ノーストレスで見れると思うんです。

藤ヶ谷：キュンキュンもないし、感動もないし、大爆笑もないです。最初にスタッフさんから「仕事だと思わないでください」って言われてて、不思議なもので、着いた時には仕事じゃないみたいな感じでした。車内でずっとしゃべってて、そしたらトランシーバーで（スタッフさんから）「先ほどから道が違います」みたいなこと言われて（笑）

横尾：「いや、それは早く言ってよ！」みたいな（笑）

藤ヶ谷：おもしろい、本当にすごいチームですよ！