髙石あかり 朝ドラ撮影での大阪生活に持っていっているものとは?「ご飯が好きなのでお気に入りの〇〇を持ってきてます」
2025.5.15 19:30
大ヒット公開中の映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』の公開記念舞台あいさつが5月10日(土)、『大阪・関西万博』で賑わう大阪のT・ジョイ梅田で行われた。らいおんくん役の松田元太(Travis Japan)とぺがさすちゃん役の髙石あかりが関西弁を交えながら登壇し、劇中のどうぶつたちも集結して会場を盛り上げた。
1978年の発売から47年、「おいしく、楽しく、食べて学ぶ」をテーマに世界20カ国以上で愛され続けるロングセラー商品「たべっ子どうぶつ」の初の映画化作品は「子ども向けかなと思って舐めてた」「完全に侮ってた、泣いた」「予想以上に良すぎたから、見てほしい」など、観客からの絶賛の声が鳴り止まない中での舞台あいさつとなった。
会場に登場したたべっ子どうぶつたち(らいおんくん、ぺがさすちゃん、ぞうくん)が観客を出迎える中、松田元太と髙石あかりは「ほな、いきましょうか、ほなやりましょうかぁ」「今日は来てくれてホンマ、おおきに!まいど!こんにちは!」と関西弁で陽気に登場し、満員の会場を沸かせた。

松田は「らいおんくんの声を務めました、Travis Japanの松田元太です」と流暢な英語発音であいさつ。髙石は「ぺがさすちゃんの声を担当しました髙石あかりです。短い時間ですがみなさんとたくさんお話できたらうれしいです」と続けた。
大阪にちなんだトークでは、松田が「たこ焼きは大好きです!」と語り、髙石は「(朝ドラの)撮影で今、大阪に住んでいて、周りのご飯屋さんは結構行ったかなと思います」と現地での生活を披露。「ご飯が好きなのでお気に入りの炊飯器を持ってきてます」と関西生活になじむ様子を語った。
キャラクターへの思いを聞かれた松田は「まさかの映画化、今までは止まっているどうぶつさんしか知らなくて国民的なお菓子が歌ったり踊ったりするというのが、まさか!?で、たべっ子どうぶつのファンの皆さんの想い(おもい)を自分なりに受け止めながら愛を持って、らいおんくんはリーダー的な存在でちょっと頼りなくかわいらしい部分も自分で楽しみながら、好きになりながら挑みました」と役への強い思いを告げた。
髙石は「声優というお仕事は2回目ですが、キャラクターが違うと全然違って、ぺがさすちゃんは色んな感情があって、寂しかったりとか、みんなを守る正義感の強さとか戦う時の息遣いとか、色んな要素が含まれているキャラクターだったのでたくさん苦戦をして何度も何度も録らせてもらいました」と振り返った。

歌声の披露も印象的だった髙石について松田は「凄いんですよ!僕は普段歌って踊ったりをしてるけど、嫉妬するレベル、嫉妬している!それくらい上手!」と。松田の嫉妬に髙石は「プロの方に言ってもらえてホントにうれしい」と笑顔で答えた。
お互いの声を聴いて意外だった点を聞かれた髙石は「皆さんは声が入っていない状態で一人で声優して、私は松田さんも皆さんの声も入った状態でらいおんくんとぺがさすちゃんの掛け合いのシーン、その時にらいおんくんの声を聴きながらできたのですが、あまりにも上手すぎて!!“ちょっと待ってくれ”と焦ったけど一緒にやれたことで自分も持ち出せたものもある」と感謝を告げた。松田は「髙石さんは歌声ももちろんそうなのですが、全体的にお芝居がカッコイイ!リスペクトを感じた、何でもできちゃうのがズルいなぁ。ひよこちゃんとの掛け合いのシーンもすごく感動的で優しさが詰まっていて髙石さんにしかできないなぁ」と称賛。髙石は「全く同じ言葉をお返ししたいです」と劇中のような掛け合いを見せた。
トークセッション中には、人気声優・速水奨が声を担当したスリーポリンキーズのベルとアスパラくんが登場し、松田は「とうとう会えた!」とハイタッチして歓迎。劇中での役どころについて「スリーポリンキーズのベルはバーテンダーとしても出ていてくれて、テキパキと働いてくれて、らいおんくんを助けてくれた。アスパラくんは、らいおんくんの戦う時の唯一の武器として出演してくれて!」と紹介。
「大阪・関西万博」開催中の大阪での舞台あいさつにちなみ、<おかし・アニマル博覧会>と銘打ったコーナーも開催。万博で人気の「25年後の自分に出会えるパビリオン」にちなんで25年後の姿を想像。松田は「51歳らしい男でいたい」と宣言し、髙石は「47歳…お芝居が出来ていたらうれしいな~。年齢を重ねていった時に母の役を昔からやりたくて挑戦できる歳になっていると思うので挑戦したいです!」と新たな野望を語った。
25年後の未来のお菓子についても聞かれ、髙石は「シニアっ子どうぶつ!」とキャラクターがおじいちゃん、おばあちゃんになっているカラフルな絵を披露。会場から感嘆の声が出るほどのクオリティの高さで「25年後には和菓子になっている!」と説明。松田は2枚)フリップを)用意して1枚目では「現状キープ」と発表。「今も25年後も変わらずキープで今の良さを!たべっ子どうぶつもそのまんまで、他のお菓子も全部変わらず、今の美味しさをずっとキープして今の子供たちが大きくなった時に美味しさをちゃんと知ってほしい」と回答。そしてもう1枚は「”いただきます”を言わないと絶対に開けられないお菓子」というアイデアを説明。「“いただきます”を言う事、日本人としても良さを大事にしたいな」と本作でも重要な日本文化の要素を強調した。

最後に関西のファンに向けて、髙石は「たべっ子どうぶつの舞台あいさつで大阪に来ることができ、すごくうれしく思っております。みなさんが暖かくて一瞬に感じて寂しく思いますが、またいつか大阪でこうして『たべっ子どうぶつ』で舞台あいさつが出来たらいいなと思います」と感謝を述べた。
松田は「いろんな声優さん方、スタッフさんの思いもたくさんのっていていろんな愛がたくさん詰まった作品ですので、作品を通して皆さんにも愛を伝えられたらうれしいなと思いますし、子供たちも大人の皆さんも楽しめる映画となってますのでたべっ子どうぶつたちのかわいらしさ、立ち向かう姿を見ていただいて、たべっ子どうぶつをより好きになってもらえたらうれしいなと思います」と締めくくった。

映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』は全国で絶賛公開中
公式HPはこちらから