オダギリジョー×玉田真也監督 映画『夏の砂の上』場面写真解禁!松たか子、満島ひかり、髙石あかり出演の人間ドラマ
2025.5.9 17:15
読売文学賞 戯曲・シナリオ賞を受賞した松田正隆の傑作戯曲を、気鋭の演出家・玉田真也が映画化した『夏の砂の上』の場面写真6点が解禁された。主演のオダギリジョーが共同プロデューサーも務める注目作だ。
映画『美しい夏キリシマ』の脚本や映画『紙屋悦子の青春』の原作を手掛けた長崎出身の松田正隆の戯曲を映画化した本作。監督・脚本は、濱口竜介、三宅唱らに続く次世代の映画界を担う玉田真也が務めている。
物語は、息子を亡くした喪失感から人生が止まってしまった主人公と17歳の姪との突然の共同生活から始まる。雨が降らない夏の長崎を舞台に、幼い息子を亡くした喪失感から妻・恵子(松たか子)と別居中の小浦治(オダギリジョー)のもとに、妹・阿佐子(満島ひかり)が17歳の娘・優子(髙石あかり)を連れて訪ねてくる。阿佐子は博多の男のもとへ行くため優子を預かってほしいと頼み、こうして治と優子の同居生活が始まる。
今回解禁された場面写真には、息子を亡くした喪失感から新しい職に就く気にもなれず街を漂う治の姿や、やり切れない思いをぶつける恵子との場面など6点が含まれている。そのほか、治の亡き息子が使うはずだった子ども部屋で望遠鏡を前に治と優子が会話するシーンなど、不器用な2人が少しずつ心を通わせていく様子も垣間見える。




キャストには主演のオダギリジョーをはじめ、松たか子、髙石あかり、満島ひかり、高橋文哉、森山直太朗、光石研らが名を連ねている。「愛を失った男、愛を見限った女、愛を知らない少女」がそれぞれの痛みと向き合いながら、乾ききった心に小さな希望の芽を見つけていく姿を描く、切なさと温かさが交錯する珠玉の物語。


映画『夏の砂の上』は2025年7月4日(金)より全国公開
配給:アスミック・エース
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