主演・藤井直樹&共演・岡﨑彪太郎で舞台『あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~』上演決定!
2025.5.8 10:00
コロナ禍で甲子園への夢を絶たれた元高校球児が昭和17年にタイムスリップする舞台『あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~』の上演が決定した。藤井直樹と岡﨑彪太郎がW主演を務め、2025年8月から東京・サンシャイン劇場、9月に大阪・大阪松竹座ほかで上演される。
本作は太平洋戦争中の東京を舞台に、高校野球の全国大会が中止されていた時期の昭和17(1942)年8月に開催されたものの、公式の記録としては認められず「幻の甲子園」とも呼ばれた大会を題材にしている。令和7年の現在から昭和17年にタイムスリップした令和の青年が、当時の球児たちと共に苦境を乗り越えながら甲子園出場を目指す姿が描かれる。
主演の藤井直樹は、野球名門校・江戸川実業の元高校球児で、令和から昭和17年にタイムスリップする大学生・森下令児を演じる。数々のドラマに出演し、舞台『甘美なる誘拐』『恋ひ付喪神ひら』と主演作が続いている。
昭和17年の江戸川実業野球部主将・津田昭夫役には、コンサートのみならずドラマ『年下彼氏』シリーズ出演や、リーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』での主演など活躍が目覚ましい岡﨑彪太郎が抜擢された。東京・関西のフィールドでそれぞれ活躍を重ねてきた2人が初めてタッグを組む。
さらに令児の同級生で恋人の礼子役に前島亜美、生徒に寄り添う江戸川実業の教師・高柳節子役に宮地真緒、野球部員を厳しく温かく指導する監督・山本浩一役に永井大と、経験豊かで華やかな俳優陣が物語を支える。
また、軍事教官・広岡雄介役は校條拳太朗、昭夫の許嫁・明子役は福室莉音、野球部の石原次郎は青森山田高校出身で甲子園出場の経験もある生田俊平。そして野球部のメンバーとして小園吾郎役の佐野遥喜、坂倉三四郎役の小川丈瑠、大森右近役の琥城雄太と、個性あふれる俳優陣が揃った。
脚本は映画『パッチギ!』『フラガール』、ドラマ『マッサン』『ちむどんどん』をはじめ、舞台『カルメン故郷に帰る』など数々の作品を手掛ける羽原大介が執筆、演出は多くのドラマをはじめ、舞台『大阪環状線』シリーズなども手掛ける木村弥寿彦が務める。

■キャストコメント
▼藤井直樹
最初にこの舞台に出演させていただくというお話をマネージャーさんから聞いた時は「これ僕で合ってますか?」と確認してしまいました。それくらい、最初は驚きが大きかったのですが、そこから公演の詳細を聞いて、スチール撮影などもしながら、徐々に自分が森下令児として立つんだなという実感が生まれてきています。スチール撮影で野球部のユニフォームを着て、野球の似合う体作りを本番までにしたいなとも思いました。この作品が少しでも観に来てくださった皆様の心に残る作品になるように頑張りますので、よろしくお願いします!
▼岡﨑彪太郎
僕はあまり舞台経験がないので、これだけの数の役者さんに囲まれてやるというのは緊張しますけれども、それに負けないように、何なら自分が引っ張っていくぞっていう気持ちで頑張っていきたいと思います。実はスチール撮影のために、髪も20センチくらい大幅に切ったんです。戦争の話も含まれていたり、コロナの話も含まれていたり、皆さんにリンクしたりする部分もあると思うので、そういった部分で、この作品を皆さんにしっかりとお伝えできるように頑張っていきたいと思います。ぜひよろしくお願いします!
《STORY》
元高校球児で大学4年生の森下令児(藤井直樹)は、東京の野球名門校・江戸川実業のエースだったが、憧れていた甲子園はコロナ禍で中止となり、夢は途絶えていた。人生の大きな目標を見失い、就職にも思い悩んでいた令児は、令和7年のある日、突然太平洋戦争真っ只中の昭和17年の東京へタイムスリップしてしまう。立ち尽くす令児が、転がってきた野球ボールを思わず剛速球で投げ返すと、その球を受け取ったのは当時の江戸川実業野球部主将の津田昭夫(岡﨑彪太郎)だった。その腕を見込んだ昭夫は令児の野球部入部を条件に、生活の面倒をみることに。彼らは共に練習を始めるが……。
舞台『あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~』は8月23日(土)から東京・サンシャイン劇場より上演される
【会場・日程】
▶2025年8月23日(土)~31日(日) 東京・サンシャイン劇場
▶2025年9月6日(土)~14日(日) 大阪・大阪松竹座
▶2025年9月20日(土)石川・金沢市文化ホール
▶2025年9月23日(火・祝) 広島・広島国際会議場フェニックスホール
▶2025年9月26日(金)~28日(日) 愛知・御園座
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